玄米のチカラ

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玄米とは?

玄米とは、稲穂の一番外側のもみ殻だけを取り除いたお米のことです。玄米を精米したのが白米です。 (精米=玄米のぬか部分と胚芽を取り、胚乳だけにすること)白米の胚乳はほぼデンプンです。
しかし玄米には脂質、糖質、炭水化物の他、体を形成するために必要なビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。

体に良い玄米

玄米には人間の健康に必要な栄養素が40種類以上バランス良く豊富に含まれています。玄米食を続けると60兆個と言われる全身の細胞の代謝が良くなり、全身の細胞が元気になります。 (白米には、玄米に含まれる栄養素のたった5%しか残っていません。)

玄米の炊き方

白米の様に研ぐ必要はありません。水を入れ両手ですくい上げ、軽くもみ洗いして米の表面に傷を付けます。(このことで、水を良く吸い柔らかく炊き上がります。)洗ったら一度ざるに上げ、しっかりと水気を切ります。
水の量は白米の1.3〜2倍。お好みで加減して下さい。そして、塩をひとつまみ入れます。(玄米にはカリウムが多く含まれているので、苦味を感じる場合があります。塩に含まれるナトリウムで中和させると、柔らかく炊き上がります。)
玄米は表面が硬く水が通りにくいため、3時間~一晩
できる限り長く浸けて下さい。
玄米を炊く30分前に、玄米3合に対して大さじ2杯のプレーンヨーグルトを入れ固まりが残らない様に、よくかき混ぜます。(ヨーグルトを入れ、長時間置いておくと腐敗する場合があります。)なぜ? ヨーグルト?
・ヨーグルトを混ぜて炊くと玄米の表面が破れ食感が柔らかくなり消化吸収がかなり改善されます。
・ヨーグルトの成分が水を酸性に近づけ、お米をふっくらとさせる分「アミラーゼ」が、7倍も活性化し玄米に粘りや柔らかさ、あま味が生まれます。
・成長ホルモンの分泌を促進し、細胞の新陳代謝や機能を向上させてくれる「ギャバ」が2倍に増えます。
・ヨーグルトの成分が玄米の匂いを吸着してくれるので、玄米の香りが苦手な方でも召し上がれます。
炊飯器に「玄米炊き」がある場合は、玄米モードを選択して炊いて下さい。 

玄米の食べ方

玄米には「不消化性繊維」が多いのでを良く噛まずに飲み込むと、胃を痛めることがあります。出来るだけ良く噛んで食べて下さい。少なくとも50回、出来れば100~200回位噛めば唾液の分泌量も増え、消化を助けるだけでなく殺菌効果も高まります。

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